小説を読むということ
4月3日―ロビンソン・クルーソーを読みおえた。彼がそれからどうなったかもっと知りたいとぼくはいったが、キニアン先生はこれでおしまいだという。なぜだろう。
アルジャーノンに花束を(小尾美佐訳)
物語と現実の狭間はどこにあるのか。
私は本、小説を読む人を信じます。
小説を読むということは、自分以外の人生を知るということ。
他人の人生を生きるということ。
自分ひとりの想像力なんてたかが知れているもので、他人がどう考えているか?という想像力を養うには本は最高の教科書だと思います。
- 作者: ダニエル・キイス,小尾芙佐
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/03/13
- メディア: 文庫
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公平を好み、中庸を愛する
公平を好み、中庸を愛する
公平であろう、中庸であろうとする時も、いきなりど真ん中というのはなかなか難しくて、ちょっと外れたところにいるな、という認識から徐々に反対側に寄っていくのがよいのだと思います。それでまた行き過ぎたら戻ってみたり。自分は公平なのか?中庸なのか?と常に確認しながら共に歩んでいきましょう。
- 作者: 夏目漱石
- 発売日: 2012/09/27
- メディア: Kindle版
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生まれて死ぬるなりけりなり
生まれて死ぬるなりけりなり おしなべて 釈迦も達磨も 猫も杓子も
一休咄
力を抜いていきましょうかね。
- 作者: 寺村輝夫,ヒサクニヒコ
- 出版社/メーカー: あかね書房
- 発売日: 1976/07/25
- メディア: 単行本
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全ての愛は奇形である
全ての愛は奇形である
愛し方もそれぞれ、愛され方もそれぞれ。
最近のオススメのマンガといえば「ORIGIN」
↑ 週刊誌買うのやめたら単行本買うようになったと言ってましたが、ホント加速してます。
最近のオススメといったらやっぱり
- 作者: Boichi
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/01/06
- メディア: Kindle版
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ORIJIN(オリジン)です。ヤンマガ買ってた時代から読んでましたが。
これは面白い。Boichiなので絵が上手くて見ているだけで楽しいのはもちろん、主人公であるアンドロイドがレゾンデートルして与えられた
「ちゃんと生きていく」
を元に人生?の選択をしていく点が考えされられます。
自分の人生も同じだな、と。楽もできる、見て見ぬふりもできる、でも人間として生きるにはどうするべきか?
生きていくのに理由を求めるのは良くないと思う派ですが、「ちゃんと生きて」いくというのはどういうことか?と考えながら生きていくほうが楽しいとも思います。
あまり仕事の愚痴とかを言わないタイプなのですが、愚痴を言う状況を作ってるのって結局自分なんですよね。もういい大人で自分で何もかも選択できるんですから。
頑張る時もあれば積極的に頑張らない時もある、前向きに手を抜きつつ目標に邁進する。
でもちょっと生き方に迷った、そんな時に元気がもらえる本です。
ちなみにオリジンといえばダン・ブラウンの最新作もオリジンってタイトルなんですね。
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/02/28
- メディア: 単行本
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こちらも気になります!前作ではとんでもないラストになってましたが(笑)、どんな風に世界線が続いているんでしょうか。。
【読んだよ】知られざる皇室外交
真実を探す人を信じる。真実を発見した人を疑う。
〜A・ジッド
どれだけ自分に対して謙虚であり、常に学び続けられるか、というのは人生にとって大切なことだ。
- 作者: 西川恵
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2016/10/08
- メディア: Kindle版
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どこかで紹介されていて、なるほどこんな本もあるのかと手にとってみた。
興味深い話が多いが、とにかく晩餐会のメニューが記されているのでメニュー本かな?とも思う(笑)
国賓として参加した米国での晩餐会で
ある名前が呼ばれ、一人の米国の老紳士が皇后の前に進み出た。皇后が手を差し伸べると、老紳士も手を伸ばし、握手をしながらこう言った。 「HoPo, GruRu, Hopo, GruRu, What is that?」 皇后は微笑んで、すぐ英語で返した。 「まどさんのヤマバトの詩!」
英語が堪能だとは聞いたことがあったが、英訳もされてたとは知らなかった。
- 作者: Mado
- 出版社/メーカー: Margaret K. McElderry
- 発売日: 1992/11/30
- メディア: ハードカバー
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この出来事が大変嬉しかったようで、後に皇后様自身が明かされた話とのこと。
今自分が英語の勉強をしているので感銘を受け、なぜか私も嬉しくなりました。
しかしすごい教養をお持ちである。